白光龍王大神という最強の神様っぽい名前の祠に行ってきました ~藤井寺市~

道明寺天満宮の東側に小さな祠があります。
その名も「白光龍王大神(はっこうりゅうおうおおかみ)
白く輝く龍王にして偉大な神…かなり強そうですね…

藤井寺市にある道明寺天満宮と道明寺の間を南北に高野街道が走っています。その高野街道沿いの小さな緑地に大きなムクノキと小さな祠があります。

道明寺 白光龍王大神01どうやらこのムクノキを白光龍王大神として祭っているようです。では、どういう経緯でムクノキが白光龍王大神として祭られるようになったのでしょうか。

藤井寺の民話集「やっつけられた たかたか坊主」の中にある「あかむくの樹」からに白光龍王大神にまつわるお話を紹介していきます。

昔々、道明寺村の中を通る高野街道に大きなアカムクの木が一本ありました。当時から狭い道であったため、大きなアカムクは邪魔になっていました。

そこで村のきこりが切ることになりましたが、切る当日にきこりはひどい熱病にかかって切れなくなりました。しかたがないので、違うきこりが切ろうとするとまたひどい熱病に・・・

切ることができないままある日のこと、村のチンピラがアカムクに登り出しました。すると、下からは見えなかったのですが、木の高い場所に大きな穴があり、チンピラはその穴にはまってしまいます。

村人が一生懸命引っ張っても抜け出せず、むしろ奥へ奥へと入っていき、村人も疲れ果てました。するといつの間にか現れたお坊さんが、「ワシが助けたろうと」言い、天まで届くほどの大きな声でお経を唱え始めました。

すると不思議なことにチンピラは穴から抜け出すことができたのです。村人たちがチンピラを助け出す中、気がつくとそのお坊さんは消えていました・・・

そんな不思議なことがあり、あのアカムクの木には白龍が住んでいて、あのお坊さんも白龍の化身かもしれないという話になりました。その後、小さな祠が建てられて、白光龍王大神として祭られているそうです。

それにしても白光龍王大神というデラックスな名前がつくわりには、ずいぶんほのぼのとしたエピソードですね。龍の化身はいいとして、なんで白い龍と決め打ちなのが少々謎ですが・・・

今でもムクノキは広々と枝を伸ばし、道行く人々を見守っています。
道明寺 白光龍王大神02

アクセス

近鉄南大阪線「土師ノ里駅」または「道明寺駅」より徒歩約8分。道明寺と道明寺天満宮の間を通る東高野街道沿いに存在します。周辺には、菅原道真ゆかりの、「道明寺」と「道明寺天満宮」が。

道明寺天満宮の撫で牛は、ただダルいから座っているのではなかった ~藤井寺市 アクセス 駐車場~

道明寺 | 道明寺粉が生まれた二つの説 ~道明寺 藤井寺市 御朱印 アクセス~


また、古墳では允恭天皇陵や仲津姫命陵など大王級の古墳もあるので寄ってみてはいかがでしょうか?

市ノ山古墳(允恭天皇陵)| ぶら古墳 Vol. 10 〜藤井寺市 百舌鳥古市古墳群〜

白光龍王大神データ

住 所: 大阪府藤井寺市道明寺1丁目15
駐車場なし