乳ボーロ | その由来と読み方とは?~大阪前田製菓 藤井寺市~

乳ボーロ
子供の頃によく食べた「乳ボーロ」。口の中に入れるとサクサクとした食感のあとにスーッと口の中で溶けていく感覚が懐かしいですね。




「ボーロ」はいくつかの企業が製造していますが、そのうちの1社は藤井寺にある「株式会社大阪前田製菓」が製造しています。今回はこの懐かしい味「乳ボーロ」を紹介したいと思います。

乳ボーロの読み方は?

「乳ボーロ」は「チチボーロ」なのか「にゅうボーロ」なのか迷う人がいるようです。製造元である大阪前田製菓のホームページで確認すると「チチボーロ」であると確認ができました。

牛乳を使っているので「乳」の文字が使われていると思いますが、「チチ」と言われると馴染みのない方は一瞬「えっ!」っと思ってしまうかもしれませんね。

ボーロは全国的に何と呼ぶかは地域によって異なるようです。メジャーな呼ばれ方としては「乳ボーロ」「タマゴボーロ」が多く、地域によっては「マルボーロ」「衛生ボーロ」「ベビーボーロ」と呼ぶ地域もあるようです。おそらくその地域で有力なボーロを作っているお菓子メーカーの影響ではないでしょうか。



乳ボーロ由来

ボーロは、16世紀に日本に伝来と言われています。ボーロという言葉はポルトガル語でケーキなどの菓子の総称です。しかし日本では長い時間を経て特定のお菓子の名称として定着したようです。




16世紀といえば戦国時代にポルトガルから鉄砲が伝来した時期でもあります。カステラや金平糖などもその時期に伝わったと言われていますので、ボーロもほぼ同じ時期にポルトガルから伝わったのですね。

江戸時代には「古今名物御前菓子秘伝抄」と呼ばれるちょっとカッコイイ題名の本に製造方法が記されており、当時は卵を使っていないのがわかっています。

乳ボーロの製造元の大阪前田製菓

大阪前田製菓大阪前田製菓は大阪府藤井寺市に本社があるお菓子メーカーです。 よく間違えられそうですが、「あたり前田のクラッカー」のキャッチフレーズを持つ前田製菓とは無関係とのこと。

品質や原材料にこだわって作られており、さらに放射能検査まで行っており、小さな子供が食べるという事で、特に気を遣かわれているようです。




ボーロや様々な焼き菓子を製造していますが、お菓子の製造だけではなく大阪市内を中心に「甘党まえだ」というブランドで和菓子系の喫茶店も展開しています。

実は大阪前田製菓は100周年もの歴史をもつ企業なんです。藤井寺市はベッドタウンとしてのイメージが強いので、これほどの老舗企業が存在していたのは少し驚きです。

乳ボーロの材料

乳ボーロの材料は主に、ばれいしょでん粉、砂糖、卵などでできています。材料は手に入りやすいものばかりで、家庭でも作る所も多いようです。特に離乳食として人気で小さい頃に食べた記憶がある人も多いのではないでしょうか?




子供が食べるものというイメージのある「乳ボーロ」ですが、大人になって改めて食べてみるとコーヒーや紅茶のお供にも合い、ついついたくさん食べてしまいました。

身近にあるお菓子ですが調べてみると様々な歴史や背景があったことに気づくことができました。スーパーなどで見かけたらみなさんも一度手にとってはいかがでしょうか?

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