サンド山古墳 | ぶら古墳vol.8~藤井寺市  百舌鳥古市古墳群~

サンド山古墳
百舌鳥古市古墳群の一つ藤井寺市にある「サンド山古墳」です。世界遺産推薦リストからは外れています。サンド山古墳は周辺に5基あった小古墳群の内の1基で、以前紹介した蕃所山古墳もその一つです。

蕃所山古墳 | 応神天皇陵を作るときに使われた道具が埋められてる古墳?ぶら古墳 Vol. 2 〜藤井寺市 百舌鳥古市古墳群〜


小古墳群はサンド山古墳、蕃所山古墳の他に蕃上山、サンド山2号、藤の森古墳で構成されています。しかし蕃上山、サンド山2号、藤の森古墳はすでに消滅し、現存している古墳は蕃所山古墳とこちらの「サンド山古墳」のみになります。




近くに応仁天皇陵が存在するため、宮内庁から応神天皇陵(恵我藻伏岡陵)へ号陪塚とされていますが、恐らく独立した古墳群と考えられています。
サンド山古墳

5世紀~6世紀前半に造られたとされ、現在の規模は長さ30m、高さ3m程です。墳形が崩れ原型を留めていないため、実際にどのような古墳だったのかは分かっていません。

サンド山古墳は藤井寺市藤が丘にある「藤ヶ丘 山道ポケットパーク」に内にあります。サンド山古墳も蕃所山古墳と同様に住宅街の真っ只中に存在する古墳ですが、蕃所山古墳のように墳形が保たれておらず案内板もないのでただの土山にしか見えません。
サンド山古墳

「サンド山古墳」の特徴として
・墳形が崩れてなにかわからない
・発掘したのかどうかもわからないから情報がない
・宮内庁管理なので中にも入れない
・エピソードもない

と、4拍子が揃った古墳巡り泣かせな古墳です。グルッと一周しても1分もあれば回れるので、回ったあとは古墳を眺めるぐらいしかありません。




わりと交通量が多い場所なので、ボーッと古墳を眺めていると、知らない人が見たら土山を眺めているただの不審者にしかみえない可能性あり。

小古墳群の中で蕃所山古墳は陪塚で無いのに墳形が維持されて、陪塚に指定されているサンド山古墳がボロボロと言うのもよくわかりません。

サンド山古墳

しかしここまで墳形がくずれた状態にもかかわらず、完全に破壊されて住宅地にされていないのも中々奇跡的とも言えます。ぜひこの状態が保たれるといいですね。

アクセス

最寄駅は近鉄南大阪線の藤井寺駅になります。ただし、歩くと20分以上かかりますので藤井寺駅から近鉄バスに乗り、藤が丘で降りるのが一番近くなります。




サンド山古墳だけを見に行く人もいないと思いますので、藤井寺駅から葛井寺〜辛國神社〜仲哀天皇陵を経て蕃所山古墳とサンド山古墳へ。

そこから西へ向かい応神天皇陵~誉田八幡宮~近鉄南大阪線の古市駅から帰るルートなら程よいハイキングコースになりそうです。

辛國神社 | 南河内屈指の美しさを持つ参道 〜 藤井寺市 御朱印 アクセス 駐車場〜


車の場合は周辺にコインパーキングがほとんどないので、避けたほうがいいかもしれません。

サンド山古墳古墳データ

別   名:応神天皇陵(恵我藻伏岡陵)へ号陪塚
墳   形:不明
築造の時期:5世紀〜6世紀前半
所 在 地:大阪府藤井寺市藤ケ丘1丁目9
全   長:30m(元は不明)
高   さ:3m(元は不明)
埋   葬:不明
古墳内立入:不可