鍋塚古墳 | ぶら古墳 Vol.17 〜藤井寺市 百舌鳥古市古墳群〜

鍋塚古墳藤井寺市にある「鍋塚古墳」です。百舌鳥古市古墳群の一つで、世界遺産推薦リスト「27」に登録されています。

鍋塚古墳とは

鍋塚古墳
墳丘の規模は63m、高さは7mの方墳。5世紀初頭に築造され、すぐ目の前にある「仲姫命陵古墳」の陪塚と考えられています。元々は周濠があったと考えられていますが、現在は消滅。墳丘からは円筒埴輪、形象埴輪が出土しています。




鍋塚古墳周辺にはかつて小さな古墳がいくつか存在し、まとめて「沢田の七つ塚」とも呼ばれていました。現在は開発により多くの古墳が失われ、鍋塚古墳は「沢田の七つ塚」最後に生き残りです。

全体像を見ると、円墳に見えますが、実は方墳です。上から見ると方墳にも円墳にも見れる微妙な姿・・・
鍋塚古墳
近年、周りが整備されて非常に美しい姿に生まれ変わっています。市街地にある古墳は住宅地が接近していたり、周囲に柵が設置されており、少し窮屈になりがちです。

しかし鍋塚古墳は柵も無く中に入り登る事ができます。また、周囲に高い建物が少なく墳丘も美しいので、古墳ファンにとっては密かなインスタスポットだったりします。

アクセス

最寄駅は近鉄南大阪線「土師ノ里」駅を出るとすぐ目の前という好立地。周辺には藤井寺市最大の古墳である「仲姫命陵古墳」、3番目に大きい「市ノ山古墳」が存在します。市ノ山古墳近辺には「唐櫃山古墳」「宮の南古墳」「衣縫塚古墳」などの陪塚もあり、古墳巡りを楽しむことができます。

市ノ山古墳(允恭天皇陵)| ぶら古墳 Vol. 10 〜藤井寺市 百舌鳥古市古墳群〜


鍋塚古墳から南東に行くと菅原道眞ゆかりの「道明寺」と「道明寺天満宮」が存在します。菅原氏は古墳作りに深く関わったとされる「土師氏」の末裔とされ、南河内と古墳のつながりを感じさせます。

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鍋塚古墳データ

古   墳:鍋塚古墳
墳   形:方墳
築造の時期:5世紀初頭
所 在 地:大阪府藤井寺市沢田4丁目5
全   長:63m
高   さ:7m
埋   葬:不明