鉢伏山西峰古墳 | えっ?霊園内に古墳?その1 ぶら古墳 Vol.22 〜羽曳野市 アクセス〜

鉢伏山西峰古墳南河内にある古墳を紹介していく「南河内 ぶら古墳シリーズ」。第22回は羽曳野市にある「鉢伏山西峰古墳」です。百舌鳥古市古墳からそう遠くない場所に存在しますが、築造時期が異なるために百舌鳥古市古墳群には含まれていません。

鉢伏山西峰古墳とは

方墳鉢伏山西峰古墳は標高約200mの鉢伏山の尾根上に存在します。1辺12mの方墳だったという事はわかっていますが、墳丘が大きく失われているため高さなどはわかっていません。7世紀中頃に築造され「終末期古墳」に分類されます。鉢伏山西峰古墳




発見当時から石槨が露出していたため、石棺や副葬品は発見されていません。石槨は崩れてあまり残っていませんが、加工された凝灰石で築かれた横口式石槨と判明しています。鉢伏山西峰古墳

7世紀に入ると、かなりの権力者でなければ古墳は築造されません。鉢伏山西峰古墳の被葬者は分かっていませんが、朝廷における高位の人物が埋葬されていたと考えられています。

現在の鉢伏山西峰古墳

鉢伏山西峰古墳実は鉢伏山西峰古墳は「はびきの中央霊園」の敷地内に保存されている異色の古墳です。

小さな古墳は放置され荒れているケースが時々見受けられます。しかし鉢伏山西峰古墳は、はびきの中央霊園のホームページにも掲載さるている程、綺麗に整備されています。お墓つながりで大切にされているのでしょうか?

標高200mにあると言う事で、古墳の縁に立つと大阪が一望できる素敵な景色が広がっています!鉢伏山西峰古墳

石槨の向きを見るとわかりますが、入口は下界を一望出来る向きに造られています。被葬者は死んだ後も、人々を見下ろしたかったのか、見守りたかったのか…鉢伏山西峰古墳

しかしですよ、二上山に比べたら半分ぐらいの標高ですが、結構高いところにあるんですよ。私が人民で、偉いさんが「おう、俺あの山の上に墓造るから石運んどいてよ」とか言われたら間違いなく暴れそうになりますね…造った人々、ご苦労様でした…



アクセス

最寄り駅は近鉄吉野線「駒ヶ谷駅」になりますが、そこからはびきの中央霊園までの公共交通機関はありません。歩くとかなりの距離を歩く事になりますので、車がないと少し訪れにくいかもしれません。

はびきの中央霊園のすぐ手前にある「グレープヒルスポーツ公園内」にも大谷古墳群。はびきの中央霊園の北側にも切戸1号古墳があるので、あわせて見ておきたい所です。

切戸1号墳 | えっ?霊園内に古墳?その2 ぶら古墳 Vol.23 〜羽曳野市 飛鳥千塚古墳群〜





鉢伏山西峰古墳データ

古   墳:鉢伏山西峰古墳
墳   形:方墳
築造の時期:7世紀中頃
所 在 地:大阪府羽曳野市駒ケ谷917
全   長:12m
高   さ:不明
埋   葬:不明