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道明寺天満宮にあるユニークな「はにわみくじ」をひいてきました。~藤井寺市~

はにわみくじ

一般的なおみくじと言えば、箱から番号の書かれた棒を引くタイプが主流です。しかし、道明寺天満宮には「はにわみくじ」なるものがあるのをご存じでしょうか?埴輪とおみくじにどんな関係があるかと思いますが、実はガッツリと関係があるんです。




今回は、道明寺天満宮にある「はにわみくじ」をひいてきました。

道明寺天満宮と埴輪の関係

道明寺天満宮

古墳時代初期までは、大王や親族が亡くなると側近達は殉死する風習が残っていました。しかし垂仁天皇の皇后である日葉酢媛命(ひばすひめのみこと)が亡くなると、垂仁天皇はこの風習に疑問を抱きます。

葬り方について家臣達に相談すると、出雲出身の野見宿禰がある提案を進言。それは、生きた人間を埋めるのではなく、人や動物に見立てた人形を埋めるという案でした。

野見宿禰

野見宿禰
Wikipedia/パブリックドメイン

その後、古墳には人形である埴輪が置かれ、殉死の風習がようやく終わりました。野見宿禰は功績として「土師」の姓賜り、道明寺周辺に領地を得ます。



土師氏は、大王の古墳築造や葬儀を司る一族として繁栄します。後に、土師八嶋が祖神である「天穂日命」を祭る土師神社を創建。これが道明寺天満宮の始まりとされています。

道明寺天満宮

境内にある土師八嶋を祀る八嶋社

古墳時代には、道明寺天満宮から仲津姫陵までの斜面に、埴輪を作る登り窯が20基以上が存在しました。現在、道明寺天満宮の境内には、復元した登り窯が置かれています。

道明寺天満宮は埴輪を考案した野見宿禰の末裔「土師氏」が創建し、古墳や埴輪に大きく関わっているのです。

はにわみくじとは

はにわみくじは、2019年元日から始まった新しい「おみくじ」です。2019年の初詣は、道明寺天満宮に行ったのですが、大混雑で存在に全く気がつきませんでした。

ちなみに私は、過去2回ほど別の神社のおみくじで「凶」を引いているので、おみくじを引くときはハンパなく緊張します。年の初めから「凶」を引き当てるというのは、なかなかの絶望感。



はにわみくじは、社務所のおみくじコーナーに置かれています。オッサンが1人でこんなカワイイおみくじを購入するのは、恥ずかしいものです。本当なら、娘が欲しがったというパターンに持ち込みたかったのですが、残念ながら都合がつきませんでした。

はにわみくじ

はにわみくじは、通常のおみくじのように、番号を伝えておみくじをもらうのではなく、小さな埴輪の中に「おみくじ」が入っています。オッサンが一人でおみくじを引いて、巫女さんとやりとりをするという不毛なやりとりがないのが救いです。

初穂料の500円を払って「はにわみくじ」を購入。おみくじの中身は、家に帰って確認することにします。

はにわみくじは、高さ約3cm、幅2cm程の人型埴輪の形をしています。

はにわみくじ

はにわみくじ

ちなみに、古市古墳群は人型埴輪は比較的少なく、動物埴輪や家型埴輪が多いそうです。人型埴輪が登場するのは5世紀中頃だそうで、古市古墳群が築造された期間は丁度始まりぐらいだったのかもしれません。




そうなると、野見宿禰の埴輪エピソードが時代的に合わず怪しく…いや何でもありません。実際に、土師氏は古墳や埴輪を作りまくっていたので関連性は大丈夫。

はにわみくじは、底面にあるシールをはがし、紐を引っ張るとおみくじが出てきます。早速取り出してみると…

大吉でした!!

しかしよく見たら、四十二番という微妙に縁起が悪そうな番号!!

いいのか悪いのかよくわかりませんが、大吉だったので良かったことにしておきます。

そんな訳で、道明寺天満宮と深い関わりがある埴輪をモチーフとした「はにわみくじ」を引いてみました。

全国に変わり種おみくじは、多く存在しますが「はにわみくじ」も、埴輪の底からおみくじが出てくるという変わり種ではないでしょうか?



道明寺天満宮にお参りに行った時には、一度この可愛い「はにわみくじ」を試してみてはいかがでしょうか?

アクセスと駐車場

道明寺駅

近鉄南大阪線「道明寺駅」下車。駅から南へ歩くと左に「道明寺天神通り商店街」があるので、そこを西に直進すると入り口が見えてきます。

車の場合は、境内に50台ほどの駐車場が存在します。道明寺天満宮前の道は狭いのでイベントなどがある日は渋滞しますのでご注意ください。

道明寺天満宮データ


はにわみくじ初穂料:500円
住 所:大阪府藤井寺市道明寺1-16-40
駐車場:50台
主祭神:菅原道真、天穂日命、覚寿尼
摂末社:土師社、和合稲荷社、八嶋社、霊付社、八光社、白太夫社
旧社格:郷社
祭 事:
1月 歳旦祭・左義長 ・初天神うそかえ祭
2月 節分厄除大祭星祭・梅まつり(画像・記事あり)・梅花祭(例祭)
3月 河内の春ごと(菜種御供大祭)
4月 筆まつり
5月 釋奠
6月 菅公生誕祭・夏越大祓
7月 夏詣 ・天神まつり
12月 納天神・大祓


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