羽曳野市 羽曳野市の古墳

向墓山古墳 | ぶら古墳 Vol.21 〜羽曳野市 百舌鳥古市古墳群〜

向墓山古墳

南河内の古墳を紹介する<strong>「ぶら古墳シリーズ」。今回は、羽曳野市にある「向墓山古墳」です。百舌鳥古市古墳の一つで世界文化遺産リスト「40」に登録されています。



向墓山古墳とは

向墓山古墳

向墓山古墳は墳長68m、高さ10.7mの方墳で、五世紀前半に築造されたと考えられています。

方墳

宮内庁より「応神天皇陵に号陪冢」とされているため、古墳内に入ることは出来ません。

向墓山古墳

しかし向墓山古墳は、応神天皇陵から少し離れた場所にあり、実際は応神天皇陵の陪塚ではないと考えられています。




向墓山古墳のすぐ隣には全長225mを誇る「墓山古墳」が存在。向墓山古墳は墓山古墳に添うように造られており、墓山古墳の陪塚との説が有力です。

墓山古墳

墓山古墳

墓山古墳の外堤に接する西側と北側の二ヶ所に墓山古墳を結ぶ土橋の存在していました。この事から、向墓山古墳、墓山古墳とも計画的に築造されたと考えられています。

向墓山古墳

宮内庁管理のため、本格的な発掘調査が行われていません。周辺から埴輪の破片が見つかっている以外、向墓山古墳に埋葬されているのが人なのか物なのかは不明です。

向墓山古墳

ただ、墓山古墳が全国22位の規模を誇る古墳である事。他の陪塚である西墓山古墳、野中古墳から大量の鉄器が発掘されている事。同じ墓山古墳の陪塚である浄元山古墳と向墓山古墳がこの時代における最大級の方墳であることを考えると、かなりの権力者、または副葬品が埋葬されていている可能性があります。

現在の向墓山古墳

向墓山古墳

向墓山古墳は宮内庁管理の為、残念ながらフェンス越しにしか見ることが出来ません。しかし周囲は比較的整備されており、間近に古墳を観察することができます。

向墓山古墳

西馬塚古墳のようにギリギリまで住宅地に囲まれておらず、あまり威圧感は感じません。木も程々の茂り具合なので鬱蒼とした感じもなく落ち着いて見ることができます。




向墓山古墳のすぐ隣には羽曳野市の古墳から出土した貴重な品が展示されている「羽曳野市文化財展示室」もあるので、併せて見ておきたいところです。

文化財展示室

アクセス

古市駅

最寄り駅は、近鉄南大阪線「古市駅」から北へ徒歩8分ほどの場所にあります。駅を西へ向かい旧170号線を北上すると白鳥西の交差点で左右の道に分かれます。右へ向かうと応神天皇を祭る「誉田八幡宮」へ。

誉田八幡宮|日本最古の八幡宮は数々の激戦地だった【御朱印】~ 羽曳野市・駐車場~


左を北に向かうと羽曳野市役所が見えてくるので手前の道を入ると正面に墓山古墳、手前に向墓山古墳はあります。




周辺には西馬塚古墳、墓山古墳の陪塚である浄元寺山古墳、野中古墳も存在します。それ以外にも少し歩けば応神天天皇陵をはじめ、多数の古墳がひしめいているエリアなので古墳巡りを楽しめるのではないでしょうか。

向墓山古墳データ


古墳:向墓山古墳
墳形:方墳
築造時期:5世紀前半
住所:大阪府羽曳野市
全長:68m
高さ:10.7m
埋葬:不明


-羽曳野市, 羽曳野市の古墳

© 2024 南河内に何がある?|南河内の観光スポットを紹介 Powered by AFFINGER5