正月の三が日には多くの神社で「お神酒」が振るわれていますが、誉田八幡宮では「日の丸神酒」というものが振舞われるのをご存知でしょうか?
日の丸と言う事で赤と白が関係すると想像がつきますが、実際にどんな「お神酒」か気になりましたので早速行ってみました。
誉田八幡宮とは
誉田八幡宮は全国で最も古い八幡宮。隣にある誉田御廟山古墳に眠る応神天皇を祭るために、社が建てられたことが誉田八幡宮の始まりと言われています。
後の時代に応神天皇が戦いの神様として崇められ、誉田八幡宮は歴代の政権に保護されて現在に至ります。
日の丸神酒とは
元旦ということで多くの人々で賑わっています。誉田八幡宮の年始の祝いでは「日の丸神酒」と共に「干支の土鈴」も有名で、土鈴作りは年末のニュースにも取り上げられています。
日の丸神酒は、おみくじやお守りを売っている場所の隣にあります。
お気持ちの額をお渡しして「日の丸神酒」を注いでいただきました。盃に注がれるお酒はなんと赤ワイン。白い盃と赤ワインのコントラストから「日の丸神酒」と呼ばれているんですね。
羽曳野市はブドウの栽培が盛んでワインの醸造しているワイナリーも存在しています。そのような背景のもと「日の丸神酒」が誕生したようです。ちなみにワインは甘目で非常に飲みやすいお味でした。
誉田八幡宮データ
住 所:大阪府羽曳野市誉田3丁目-2-8
駐車場:あり
アクセス:近鉄南大阪線 古市駅 徒歩5分
URL:http://www012.upp.so-net.ne.jp/kondagu/
祭 神:応神天皇
摂 社:安産社・当宗神社(式内社)・姫待稲荷社・恵比寿社
祭 礼:1月/歳旦祭 5月/夏祭り 9月/秋季大祭(お渡り)
旧社格:府社