羽曳野市

古代人の気分になれる?埴輪づくり体験に行ってきました!~羽曳野市~

先日「こんだハニワの里 大蔵屋」にて、「ハニワ部長と一緒に埴輪づくり体験」に行ってきました!今回は、百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録1周年特別イベントで、堺市から「ハニワ部長」も参加しての埴輪づくり体験をしてきました。




前から埴輪づくりは気になっていましたが、オッサン1人で参加すると、微妙な空気になりそう…なので今回も娘を誘っての参加です!

河内こんだハニワの里 大蔵屋さん

埴輪づくり体験は、羽曳野市にある「河内こんだハニワの里 大蔵屋」さんで開催。大蔵屋さんは、印刷会社であるかたわら、古墳グッズを開発販売も行うユニークな企業です。




大蔵屋さんの社屋は、壁に埴輪の絵が描かれており遠くからでもすぐわかります。

埴輪づくり 大蔵屋

埴輪づくり 大蔵屋

建物の前には、可愛い埴輪の顔出しパネルも置かれています。小学生の時なら喜んで入ったのですが、オッサンなんで入るのを我慢しました。

埴輪づくり 大蔵屋

店内に入ると、目の前に広がる圧倒的な古墳グッズ!!大蔵屋さんが開発したものや、クリエーターさんによる古墳グッズまで様々な種類が置かれています。

埴輪づくり 大蔵屋

埴輪づくり 大蔵屋

ハニワ部長とご対面

お買い物は後に楽しみにして、いざ埴輪づくり体験へ。

埴輪づくり 大蔵屋

室内には作品例として様々な埴輪が飾られています。どれもレベルが高い!

埴輪づくり 大蔵屋

しばらく座っていると、おもむろに埴輪部長の登場。デ、デカい!(顔が)

埴輪づくり 大蔵屋

ハニワ部長は堺市役所に勤める、百舌鳥・古市古墳群のPRキャラクター。コロナ禍というご時世なので、顔にはフェイスシールドをつけてのご挨拶。見た目は迫力在りますが、まったりしたユルトークで場が和みます。




ハニワ課長だと思っていたのですが、これまでの功績を認められて、令和元年8(ハ)月28(ニワ)日に「部長」に昇進されたそうです。ちなみに年齢は1600歳とのこと。

続いてもう一人のゲスト、吉澤則男さんの登場。吉澤さんは、羽曳野市教育委員会で文化財を担当されており、当日はヤマトタケルに扮して登場です!

吉澤さんからは、古墳全般の解説や、本物の埴輪を用いたミニ講座が行われ、古墳時代への理解を深めました。

埴輪づくり 大蔵屋

初めて本物の円筒埴輪を持たせてもらいましたが、かなり重たいですね!これを担いで古墳の上まで持って行けと言われたら暴れそうです。

埴輪づくり 大蔵屋

いざ埴輪作り

というわけで、お話の後は、埴輪づくり体験のスタートです。基本的にデザインセンスがなく、不器用なので簡単そうな円筒埴輪に決定。




円筒埴輪を作り始めて数分、簡単と思っていた円筒埴輪ですが意外と難しい・・・直径が大きすぎると低いし、直径を狭くして高くすると焼いた時に縮んで細くなる・・・。バランスが結構難しく、途中で粘土が足りなくなります!!

埴輪づくり 大蔵屋

なんとか円筒ができたので、次に「突帯(タガ)」と呼ばれる帯状の突起を取り付けます。

埴輪づくり 大蔵屋

実は円筒埴輪の形状から、作られた年代がおよそわかるそうです。突帯と突帯の間には「刷毛目(ハケメ)」と呼ばれる筋目模様が入っています。

年代により刷毛目の模様が違うことから判別できるそうです。円筒埴輪の形状で古墳の築造時期がわかるとは聞いていましたが、実物を見ながら説明をきくと納得です。




突帯をつけたあとは、穴を開けます。穴を開けるとなんとなく円筒埴輪らしくなってきますね。この穴は持ち上げるために開けられたと思っていましたが、吉澤さんに尋ねると、恐らく埴輪を焼いた際に割るのを防ぐためではないかとのことでした。

悪戦苦闘しながらもなんとか円筒埴輪の完成です!単純な形ですが、それでも1時間ぐらいかかりました。不器用なので完成度は低いですが、完成すると愛着がわいてきます。

埴輪づくり 大蔵屋

娘は黙々と作り続け、愛らしい感じの埴輪に仕上がっていました。父親の100倍完成度が高いですね!!

埴輪づくり 大蔵屋

お隣のテーブルでは、物凄く立派な家型埴輪を作られていました…。あんな素敵な家型埴輪なら部屋に飾っておきたいです。




ちなみに7月31日まで828GP(はにわグランプリ)が開催されています。今回作成した埴輪もエントリーできるとのことで申し込んでみました!

作成した埴輪は、自然乾燥後に焼き上げられます。1ヶ月半~2ヶ月後には出来上がるようなので楽しみです!

久しぶりに粘土を触って楽しんでいると、あっという間に時間が過ぎていました。参加者された方々の作品をみていると、ひとそれぞれに自分の思う埴輪像があって面白いですね。古墳時代の人たちも想像力を働かし、多種多様な埴輪を作り出したのでしょうか。



最後にお店で、ショッピング。店内には古墳や埴輪のカタチをした文具や雑貨等、ユニークなアイテムが盛りだくさん!私は、大蔵屋さんオリジナルの「埴輪付箋」娘は、木製の埴輪人形を購入。

まとめ

今回は、百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録1周年の特別企画でしたが、大蔵屋さんでは、埴輪づくり体験が行われています。





世界にたった一つしかないオリジナル埴輪を作って、古墳時代を味わってみてはいかがでしょうか?

埴輪づくり体験データ


場所:河内こんだハニワの里 大蔵屋
住所:大阪府羽曳野市誉田3丁目22−21
電話:072-958-3344
HP:http://okura-hd.jp/haniwanosato/
体験料金:1人1,700円(税別)※子供も同料金
開催時間:1日2回開催
1回目:10:00~11:30
2回目:13:30~15:00
駐車場:あり(台数に限りがあるため、お問い合わせを)



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