誉田丸山古墳 | 小さな古墳から国宝が出土! ぶら古墳 Vol.37 〜羽曳野市 百舌鳥古市古墳群〜

誉田丸山古墳南河内にある古墳を紹介していく「ぶら古墳シリーズ」。第37回は羽曳野市にある「誉田丸山古墳」です。百舌鳥古市古墳の一つで世界遺産推薦リスト「33-2」に登録されています。



誉田丸山古墳とは

誉田丸山古墳誉田丸山古墳は全長50m、高さ7mの5世紀前半に築造された円墳。宮内庁により「応神天皇恵我之荘藻伏岡陵の域内陪塚」とされており、中に入ることはできません。

周辺からは円筒埴輪や形象埴輪が出土。詳しい調査ができないため、埋葬施設については不明となっています。

国宝「金銅透彫鞍金具」と誉田丸山古墳

誉田丸山古墳
応神天皇陵遥拝所入り口左手にある誉田丸山古墳

誉田丸山古墳は応神天皇陵遥拝所の東側に存在します。と言っても、案内板もなく端から見たら応神天皇陵と一体化しているので、古墳と気づく人は少ないかもしれません。

そんな地味な誉田丸山古墳ですが、ある物が出土した事により有名になります。それは1848年8月に2具の金銅透彫鞍金具と、金銅轡鏡板、金銅花形辻金具、鹿角装刀残闕、鉄鏃、鎧等残闕などが見つかったのです。




金銅透彫鞍金具は海外からもたらされ、日本最古級の馬具と考えられられています。作りの精巧さと意匠の壮麗な点で貴重な資料ともなっています。誉田丸山古墳
これほど優れた鞍金具は他に例が無く、発掘された2具の鞍金具は国宝に指定。現在は応神天皇陵の南側にある誉田八幡宮にて保管されています。

肝心の古墳は二ツ塚古墳同様、木が生い茂り見てもよく分からない状態です。東馬塚古墳のように墳丘が分かればいいのですが…



アクセスと周辺スポット

近鉄南大阪線「道明寺駅」もしくは「土師ノ里駅」より徒歩約15分。

周辺には主墳である「応神天皇陵」をはじめ、「二ツ塚古墳」「東馬塚古墳」「栗塚古墳」などの陪塚が存在します。

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また北側には「大鳥塚古墳」「赤面山古墳」「楯塚古墳」「古室山古墳」「仲津姫陵」「三ツ塚古墳」「松川塚古墳」「鍋塚古墳」など、多数の古墳がひしめき合う、古墳密集地帯でもあります。

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誉田丸山古墳データ

古   墳:誉田丸山古墳
墳   形:円墳
築造の時期:5世紀前半
所 在 地:大阪府羽曳野市誉田6丁目11‐8
全   長:50m
高   さ:7m
埋葬の施設:不明
埋   葬:不明