ウルトララーメン｜ラーメンの自動販売機に行ってみました〜松原市〜

最近、無人店舗が流行りなのか、様々な形態の無人店舗を見かけるようになりました。そんな中、見つけた新しい無人販売がウルトララーメンの「ラーメン自動販売機」です。昔からカップラーメンなど、ラーメンの自動販売機は存在しました。今回紹介するものは「ラーメンの材料が出てくる」というなかなか斬新な自動販売機です。

ウルトララーメンの自動販売機は、全国展開しており、気がつくと南河内にも進出していました。ちょっとユニークな自動販売機だったので見に行ってみることに。ラーメンの自動販売機とは一体どのようなものなのか？今回は、ラーメンの自動販売機「ウルトララーメン松原市北新町店」を紹介します。

ウルトララーメンとは

ラーメンの自動販売機を運営しているのは、神奈川県横浜市に本社を置く、ウルトラフーズ株式会社。こちらの会社では、自動販売機の他に飲食店の開業支援、ラーメン通販サイトなどを運営しています。

ウルトララーメンの自動販売機は、フランチャイズを中心に、全国に40台ほど展開。大阪府においては5台、そのうち南河内には「松原市北新町(2022年3月)」と「堺市美原区大饗(2022年4月)」に設置されています(2022年5月現在)。ラーメン自動販売機事業は、2021年12月の開始とまだ半年ほどですが、メディア掲載などもあり、設置台数は4月だけで15台とその勢いは加速しているようです。

ラーメンの自動販売機で買ってみることに

今回は、松原市北新町にあるウルトララーメンの自動販売機に行ってました。自動販売機の最寄り駅は、近鉄南大阪線「河内天美駅」で、徒歩10分ほどの場所にあります。駅の西出口からでて、線路沿いの道を南に歩くと、府道187号大堀堺線にでます。

ちなみに歩いている途中で見つけたクセの強い注意喚起標示がこちら。野良猫にエサを与えるなという意図と思われますが、猫を捨てるなということなのかもしれません。せめてイラストがあれば・・・

府道沿いに少し西に歩くと、左側にスギ薬局が見えてきます。

その手前の道を右折するとウルトララーメンの自動販売機が現れます。

この家の方が、自動販売機のオーナーなのでしょうか？民家のド真ん前に設置されています。自動販売機を設置するスペースがあれば個人でも運営できるのがこの事業の手軽さなのかもしれません。

ウルトララーメンの自動販売機は、ピンク色という独特な色を採用しています。派手なので、人の目を惹くにはいいかもしれません。本体の形にもこだわっているのか、自動販売機上部に謎の出っ張りがついています。もしかしたら、夜になったら光るのでしょうか？これがウルトラ流なのかもしれません。

商品パネルは10枚。同じ商品のパネルが2枚ずつあるので、商品は全部で5種類。

・横浜家系醤油ラーメン
・鶏白湯醤油ラーメン
・極み鶏ラーメン
・餃子
・どゴマ担々麺

値段は「どゴマ担々麺」が850円で、それ以外は750円となっています。どれも美味しそうで気になります。悩みましたがこちらの「KING」と書かれた「横浜家系醤油ラーメン」を選びました。KINGですからね、これしかありません。

購入方法は、こちらのタッチパネルから選びます。

パネル上部にイギリス国旗と日本国旗のマークがあり、イギリス国旗のボタンを押すと英語表記になります。

アメリカ国旗じゃなくイギリス国旗を採用しているところに、謎のこだわりを感じました。このあたりもウルトラ流なのかもしれません。タッチパネルで商品を選び、お金を投入すると商品が落ちてきて購入完了。簡単に自動販売機でラーメンが買えてしまいました。

自動販売機の左下には、無料で小さな袋もついているので、手ぶらで買いに来ても大丈夫。

会社のホームページを見ると、自動販売機の設置場所の立地特性として

・最寄り駅から徒歩5分
・大通りから少し離れた1車線の小道沿い
・繁華街から少し離れた徒歩利用者立地

と記載されています。松原北新町の自動販売機は、河内天美駅から徒歩10分ほどの距離。大通りから1本入った住宅地に設置されており、会社が推奨する条件に近いようです。

ラーメンを作ってみました

こちらが購入した「横浜家系醤油ラーメン」の材料になります。1人前で、麺、スープ、チャーシュー、海苔(3枚入)がセット。

スープはほぼ凍った状態なので、こちらをまず沸騰したお湯で10分温めます。

次に別の鍋でお湯を沸かして麺を6分湯がきます。順番としては、2つの鍋でお湯を沸かしつつ、1つめの鍋でスープを投入して4分後に麺をもう一つの鍋に投入すると同時間に終わります。

次にチャーシューを1分温めます。こちらはスープを温めている鍋に投入。

10分経ったら、スープを器に注ぎます。麺はしっかり湯切りしてこちらも器に。

あとは、チャーシューと海苔を入れて完成です！

では早速食べてみましょう。麺はかなりの太麺です。あまりラーメンに詳しくないのですが「家系」というラーメンの特徴なんでしょうか。もっちりとして食べごたえがあります。

スープは「醤油系」とありますが、豚骨醤油ラーメンでかなり濃厚なスープです。太麺に濃厚な豚骨醤油がしっかりと絡んで、かなり本格的なラーメンと感じました。さすがキングです。

まとめ

今回はラーメンの自動販売機「ウルトララーメン松原市北新町店」を紹介しました。本格的な家系ラーメンが自動販売機でお手軽に買えるユニークな販売方法です。価格的に材料を調理する必要があり750円は、やや割高感を感じますが、近くに家系のラーメン屋さんが無い場合は重宝しそうです。醤油豚骨以外にも色々と種類があるので、他のラーメンも試してみたいですね。