ミナカワ– Author –
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宮の南塚古墳|神社の南にある允恭天皇陵の陪塚〜藤井寺市〜
南河内の古墳を紹介する「ぶら古墳シリーズ」。今回は藤井寺市国府にある「宮の南塚古墳」です。百舌鳥古市古墳群の一つですが、世界文化遺産登録リストには含まれていません。 宮の南塚古墳とは 宮の南塚古墳は直径40m、高さ9mの5世紀後半に築造された円... -
葛井寺の山号「紫雲山」の由来と西国三十三所観音巡礼~藤井寺市 アクセスと駐車場~
2019年5月20日、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定する「日本遺産」に「1300年つづく日本の終活の旅~西国三十三所観音巡礼~」が登録されました。 今回の登録には各観音霊場がある7府県の24市町村が共同で申... -
野々上古墳|気配を消しきった古墳〜羽曳野市〜
南河内の古墳を紹介する「ぶら古墳シリーズ」。今回は、羽曳野市野々上にある「野々上古墳(ののうえこふん )」です。百舌鳥古市古墳群の一つですが、世界文化遺産登録リストには含まれていません。 野々上古墳とは 野々上古墳は1辺20m、高さ2mの4世紀後半... -
百舌鳥古市古墳群に出てくる「陪塚」って何?
百舌鳥古市古墳群を回っていると説明文に「陪塚(ばいちょう)」と言う単語が時々出てきます「陪冢」や「付属墳」とも呼ばれる事もありますが、基本的には同じ物です。 陪はあまり馴染みがない漢字で中々読めませんが、塚を「ちょう」と読むのは少し反則じゃ... -
世界文化遺産へ登録勧告された百舌鳥古市古墳群とは?
2019年5月13日、世界遺産委員会の諮問機関「ICOMOS」より「百舌鳥古市古墳群(もずふるいちこふんぐん)」世界文化遺産登録勧告が遂にでました。 「百舌鳥古市古墳群」世界文化遺産登録は、2006年に大阪府・堺市・羽曳野市・藤井寺市が共同で登録に向けてス... -
黒姫山古墳 | 百舌鳥でも古市でもない孤高の古墳 〜堺市美原区〜
南河内の古墳を紹介する「ぶら古墳シリーズ」。第46回は堺市美原区にある「黒姫山古墳」です。 黒姫山古墳の特徴 百舌鳥古墳群と古市古墳群の間には巨大な前方後円墳が2基存在します。1基は羽曳野市と松原市にまたがる「河内大塚山古墳」、もう1基がこの「... -
葛井寺の「藤まつり」と「阿弥陀二十五菩薩堂」~藤井寺市 アクセスと駐車場~
この時期に咲く美しい花の一つが「藤」なんですが、南河内には藤で有名なスポットがあるのをご存じでしょうか? それは毎年4月中旬から5月初旬に開催される葛井寺の「藤まつり」。 [st-card myclass="" id="4921" label="" pc_height="" name="" bgcolor="... -
小金平古墳 | 鉄壁の防御を誇る古墳〜 富田林市〜
南河内の古墳を紹介する「ぶら古墳シリーズ」。今回は富田林市にある「小金平古墳(こがねひら古墳)」です。小金平古墳群の中で唯一現存する古墳になります。 小金平古墳とは 小金平古墳は、全長約9m、高さ不明の7世紀頃に築造された円墳。 周辺には、弥生... -
壹須何神社(一須賀神社)|由緒ある式内社〜河南町〜
昔から地域を守り続ける神社を紹介する「となりの鎮守様」シリーズ。今回は、南河内郡河南町一須賀にある「壹須何神社(いちすかじんじゃ)」です。 壹須何神社とは 壹須何神社と書いて「いちすかじんじゃ」と読みます。詳しい創建について分かっていません... -
加賀田神社 | 色鮮やかな美しい本殿と座衆〜河内長野市〜
昔から地域を守り続ける神社を紹介する「となりの鎮守様」シリーズ。今回は、河内長野市加賀田にある「加賀田神社」です。こちらの加賀田神社は、南河内屈指の美しい本殿を有していると共に、少し変わった風習が現在まで続いています。そんな美しい本殿と... -
一体誰がデザインを?PLの塔の内部へ入ってきました。
南河内に住んでいると、かなり高い確率で目にする「PLの塔」。それにしても不思議な形をしていますが、誰がデザインしたのでしょうか?そして何のために建てられているのか?そんなことをボンヤリ考えていると、実はPLの塔へは入れるという事を知り、とり... -
日本武尊 | 紙幣と南河内ゆかりの人物 その2 ~羽曳野市~
2024年に新しい紙幣へと変わると言うことで「紙幣とゆかりのある南河内の人物は誰なのか」を調べてみるシリーズ。第二回目の人物は「日本武尊」です。 日本武尊と紙幣 日本武尊の紙幣 日本武尊は1945年に千円札として採用されています。第二次世界大戦終了... -
住吉神社 | 馬駆神事と神功皇后【御朱印】〜河内長野市〜
昔から地域を守り続ける神社を紹介する「となりの鎮守様」シリーズ。今回は、河内長野市にある「住吉神社」です。 住吉神社とは 明治以前の歴史について詳しい事は分かっていませんが、仲哀天皇の皇后である神功皇后と深い繋がりがある神社として知られて... -
大黒天 | 紙幣と南河内ゆかりの人物 その1 ~羽曳野市~
2019年4月9日に新紙幣が発表されました。1万円札には「渋沢栄一」5千円札には「津田梅子」千円札には「北里柴三郎」が採用され、2024年から使用されます。 新紙幣に採用される人物と南河内には関係する部分は無さそうでしたが、過去の紙幣を調べてみると、... -
新元号「令和」に決定!万葉集を編集した大伴家持とゆかりの伴林氏神社とは
2019年4月1日に新元号「令和」が発表されました。様々な予想がありましたが、皆さんはいかがでしたか? 過去の元号は中国の古典からの採用が多かったそうですが、初めて日本の古典である「万葉集」から採用された事も話題になっています。 万葉集を編集し... -
敏達天皇陵(太子西山古墳)|天皇陵最後の前方後円墳〜太子町・磯長谷古墳群〜
南河内の古墳を紹介する「ぶら古墳シリーズ」。今回は、太子町にある「太子西山古墳(敏達天皇陵)」です。聖徳太子や推古天皇など飛鳥時代に活躍した人物が多く祭られている「磯長谷古墳群」の一つ。 敏達天皇とは 宮内庁の比定によると埋葬者は第30代天皇... -
白鳥陵古墳(日本武尊陵)|羽曳野市名の由来ともなった美しい古墳
南河内の古墳を紹介する「ぶら古墳シリーズ」。今回は、羽曳野市にある「白鳥陵古墳(日本武尊陵)」です。百舌鳥古市古墳群の一つで、世界文化遺産リスト「45」に登録されています。 白鳥陵古墳(日本武尊陵)とは 古墳名は「白鳥陵古墳」「軽里大塚古墳」「... -
藤の森古墳|石室が新たに移設された古墳〜藤井寺市・百舌鳥古市古墳群〜
南河内の古墳を紹介する「ぶら古墳シリーズ」。今回は、藤井寺市にある「藤の森古墳」です。百舌鳥古市古墳群の一つですが、世界遺産登録リストには含まれていません。藤の森古墳は一度消滅した古墳で石室だけ別の場所に保管されていましたが、2019年3月に...